月別: 2023年9月

「娘の小学校の卒業式では、髪型を可愛くして出させてあげたい」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では簡単に実現できる髪型のアレンジをご紹介します。
髪飾りを選ぶ際のポイントも解説しますので、理想のヘアスタイルにして、素敵な親子の思い出にしてくださいね。

□小学生でも簡単にアレンジできるおすすめの髪型をご紹介！

＊簡単くるりんぱアレンジ

まずは、両耳にかかる髪の毛を残してヘアゴムで結びます。結んだ髪の毛を下からくるりんぱしてゴムを締めましょう。
両耳にかかる残った髪の毛を、少しだけ残して後ろをくるっと回してあげて、絡まないゴムで結びます。

ゴムのところに大きめの髪飾りをつけ、耳に少し残った髪の毛はコテで少しウェーブをあてると可愛らしくなりますよ。
最後に髪の毛全体のバランスを整えれば袴にマッチする髪型が完成です。

＊くるりんぱとロープ編みを組み合わせたアレンジ

ハードワックスを使って、下の方を馴染ませていきます。上半分を下の方に絡まないゴムで1つに結び、上からくるりんぱしましょう。
残っている髪の毛を半分ほどまた残し、同じ位置に絡まないゴムで結んでくるりんぱします。
さらに残った左右の髪を後ろの方にロープ編みしてピン留めしましょう。
最後に、後ろの下の方に髪飾りをつけたら、完成です。

＊ハーフアップアレンジ

トップを4束分髪の毛をねじって、絡まないゴムでとめます。残っている髪の毛をヘアアイロンで外はねさせましょう。
最後にゴムの部分に飾りピン、もしくは髪飾りをつけたら袴にもぴったりな髪型の完成です。
短めショートヘアでもできるのでおすすめですよ。

□袴に合う髪飾りを選ぶ際のポイントを解説します！

前半のおすすめの髪型でも解説したように、小学生のお嬢様の袴スタイルにはお花やリボンモチーフ、ハートやパールをあしらったものが非常によく調和します。

同じ花であっても大ぶりだと華やかに、小ぶりなら上品に仕上がるなどものによって大きく雰囲気が変化します。
袴の雰囲気にマッチするものを選ぶようにしてくださいね。

髪飾りのほとんどは100円ショップ、300円ショップ、手芸屋で簡単に購入でき、出費を抑えつつも十分おしゃれを楽しめます。
短時間で簡単に作れるためぜひ挑戦してみてくださいね。

□まとめ

お子様にしてあげたいヘアアレンジが見つかったでしょうか。
どの髪型も卒業式袴に非常によくマッチしますので、安心してアレンジしてあげてくださいね。
髪飾りも髪型アレンジにおいて大切なので、こだわって選んであげましょう。

小学生のお嬢さんには、綺麗な袴を着て卒業してほしいですよね。
袴を着用する上で気になるのが、合わせる履き物ではないでしょうか。
大きく分けて草履とブーツの2つが選択肢として存在しますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、草履とブーツの特徴について見ていきます。

□小学生の袴姿に草履を選ぶメリットは？デメリットも解説！

草履のメリットは「コーディネートしやすい」「脱ぎ履きしやすい」の2つです。
草履はどんな雰囲気の袴であっても、違和感なくマッチします。
袴と草履の色と合わせる楽しみ方もありですね。
サンダル感覚でサッと脱ぎ履きできることも魅力の1つです。

逆にデメリットには上履きが履きにくい・裾が長い・慣れていないなどがあります。
草履の場合は必ず足袋を履きますが、普段の靴下とは異なり、足袋の上から上履きを履くのは少し難しいかもしれません。

また、草履であればブーツよりも袴丈をやや長めに着付けるため、ヒールの高さがある草履から上履きに履き替えた際、袴の裾が床について引きずったり、踏みやすかったりして不便に感じるかもしれません。
特に階段などでは気をつけましょう。

卒業式の行われる3月はまだ寒さが厳しい時期です。
さらに雨や雪の日には、足が濡れたり冷えたりして、不快に感じてしまうかもしれません。

草履を履く際に意識していただきたいポイントとしては、浅く履くことが挙げられます。
足指を浅く入れ、親指の関節あたりで鼻緒を挟むようなイメージで履くと、鼻緒と足指がこすれて痛くなるのを防げます。
履き慣れていなくても足への負担を軽減できますので、ぜひトライしてみてください。

□ブーツの特徴も解説します！

次にブーツの特徴についても解説します。
袴を着たときに、とあるシーンではブーツが便利だったり、またあるシーンではブーツが不便になったりします。

＊ブーツを履いたときのメリット

雨や雪の日は、草履よりブーツの方が断然楽です。
長時間の歩行なら、草履よりブーツの方が足の痛みが軽減されます。

＊ブーツを履いたときのデメリット

脱ぎ履きが発生するときは、ブーツの方が手間がかかります。
長時間の歩行中、ブーツだと紐がほどけ、結びなおす必要が出てきます。

□まとめ

草履とブーツにはそれぞれ異なる特徴があることを知っていただけたでしょうか。
どちらか選ぶ時には、メリットだけでなく、デメリットも把握した上で選ぶと後悔は少ないかもしれませんので、ぜひ意識してみてくださいね。

小学生の娘さんの卒業式は感慨深い瞬間ですが、袴を着る際にはロングヘアの髪型も気になるところです。
この記事を読んで小学生の娘さんに合う袴に似合うロングヘアに関する知識を蓄え、素敵な門出にふさわしい髪型で、お子さんの輝く姿を引き立てましょう。

□ロングヘアで人気の髪型とは？

・編み垂らし

前髪を残してサイドに大きく編み込む方法で、簡単ながらも女の子らしくかわいいスタイルになります。

・サイドアップ

髪の片側をまとめ、サイドに寄せる方法で、フェミニンな印象を与えながら、袴の装いを引き立てます。

・ハーフアップ

上部の髪をアップにし、残りの髪を下ろす方法で、華やかさと可愛らしさを兼ね備えており、袴とのバランスが良いです。

・ロングカール

ロングヘアを巻いてゆるやかなカールを作る方法で、柔らかな雰囲気を演出し、袴との調和が美しいです。

・ツイストアップ

髪をツイストしてアップにする方法で、簡単にできる上に上品さを演出し、袴のシンプルなデザインを引き立てます。

・ヘアバンド

ヘアバンドを髪の上につけて髪で巻くだけの簡単な方法で、小学生の女の子のヘアアレンジではとてもかわいらしいスタイルになります。
ただし、子供の髪は柔らかく繊細なので、ヘアアクセサリーやヘアスタイリング剤を使用する際には、子供の髪に負担をかけないように注意しましょう。

□小学生の袴の髪型はどこでセットする？

卒業式当日、小学生の袴の髪型をセットしてもらう場所は主に3つです。

1.美容室

髪型のセットだけでなく、袴の着付けも可能な美容室があるので、ネットで袴をレンタルされた方や、袴レンタル店が自宅から遠い方におすすめの選択肢です。
ただし、卒業式当日の支度時間が埋まっている場合や、早朝は受け付けていない場合があるので注意しましょう。

2.袴レンタル店

卒業式に袴をレンタルされた方の大半は、卒業式当日の着付けと上方のセットが一緒になったプランを予約されることが多いです。
袴のレンタル場所と美容室をそれぞれ探す手間が省けますし、レンタルした衣装は着付け場所に用意しておいてもらえるので、当日の荷物がほとんどないのも特徴です。

3.自宅でのセルフセット

自宅で袴のセットをするのは難易度が高そう、と敬遠されてしまいがちですが、最近はサイドアップやハーフアップ、ポニーテール風などの手軽なセットも流行っています。
YouTubeなどの動画やオンラインのチュートリアルを参考に、簡単なアレンジ方法を試してみましょう。

□まとめ

髪型のセットは、お子さんの卒業式に華やかさと美しさを与える重要な要素です。
人気のある髪型として、サイドアップスタイル、ハーフアップスタイル、ロングカールスタイル、ツイストアップスタイルなどが挙げられます。
どの方法を選ぶにしても、卒業式当日の朝には余裕を持って時間を確保し、袴に合う素敵な髪型で、お子さんの門出を祝福しましょう。

小学校の卒業式は、子供たちにとって大切な節目のひとつで、袴を着ることで特別感と成長の喜びを分かち合えます。
しかし、卒業式で袴を着ることに対する意見はさまざまです。
この記事では、小学生が袴を着ることに対する世間の声をご紹介します。

□小学校の卒業式に袴を着ることに対して多くの方はどう思うのか？

小学校の卒業式に袴を着ることに対しては、賛成意見や反対意見として以下のようなものがあります。

＊賛成意見

・子供や親の自由
・個人の自由、表現の自由
・学校が認可しているのであればわざわざ規制する必要がない
・派手すぎたり場違いな時だけ注意すれば良い

一度きりの小学校の卒業式なので、学校から禁止されていなければ子供が着たいものを着させてあげたい、という意見が多いようです。
ただし、派手なメイクで浮いてしまったり、大きな髪飾りで周りの子に迷惑をかけないような工夫は大切ですし、トイレや歩行時などの注意点を事前に子供にも説明し、問題なさそうかどうかの親の判断も重要です。

＊反対意見

・歩行時や登壇時に転倒する恐れがある
・袴の子供だけが目立ってしまう
・費用が掛かるため経済格差の露呈が懸念される
・派手、華麗過ぎて似つかわしくない
・先生の手を煩わせる

やはり袴は普段着慣れないため、トイレのたびに先生の手を煩わせたり、転倒して怪我してしまったりと、小学生のお子様が自分だけでは管理しきれないため反対されることが多いようです。

□卒業式で袴を着るときに注意すべきポイントとは？

卒業式で袴を着る際には、子供の安全と快適さを最優先に考え、以下の3つのポイントに注意することが大切です。

1.トイレの練習

袴を着た状態でのトイレの仕方としては、着物の両袖の部分を袴と帯の間に挟み、袴を一枚ずつめくって持ち上げる方法が一般的です。
この方法を練習しておき、トイレに行く回数を減らせるように水分をとりすぎないことも意識しましょう。

2.防寒対策

3月は依然として寒いことも多いので、ヒートテックや腹巻、レギンスなどの防寒対策が必要です。
卒業証書を貰うときに腕を上げるので、ヒートテックは七分袖、襟ぐりは肌着が見えないように広く開いたものがおすすめです。

3.着崩れしにくいように動作に気を付ける

離着席のタイミングや階段の昇り降り、トイレのタイミングなどで着崩れすることが多いため、袴の前後を少し持ち上げる、裾を踏まない、などのポイントを押さえておくと良いでしょう。

□まとめ

小学生の卒業式に袴を着ることに関して世間の意見はさまざまであり、伝統と格式を重んじる人もいれば、子供らしさや経済的な負担を考慮する人もいます。
最終的な決定はご家族や関係者とよく相談し、子供の意見も聞きながら慎重に行ってください。
最高の思い出となるような卒業式を迎えることを願っています。