袴を着たままではトイレに行きにくく、着崩れしやすそうとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、袴を着たままでも着崩れせずにトイレに行く方法をご紹介します。
小学校の卒業式で注意すべきことも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□袴を着たままでもトイレに行けるの?
結論から言うと、袴を着たままでもトイレには行けます。
大きく着崩れする心配もありません。
女性が着る袴は行灯袴と呼ばれる、スカートに似た構造になっています。
そのため、他の着物に比べると、簡単にトイレを済ませられます。
トイレの仕方としては、まず着物の袖部分が床に付着しないように、両袖を帯と袴の間に挟みましょう。
次に、袴の正面部分にある裾をめくって、先程と同様に帯と袴の間に挟みます。
その後、袴の側面部分にある両裾をめくって腕で抱えて、袴をめくりあげます。
このような手順を踏めば、袴を着たままでも、着崩れせずにトイレに行けます。
トイレを済ませた後は、シワがつかないように丁寧に着物と袴を着ましょう。
しかし、着物の両袖は、手を洗う時に濡らしてしまう可能性があるので、最後まで帯と裾の間にしまっておきましょう。
□小学生の卒業式で注意すべきこととは?
*防寒対策をする
小学校の卒業式はまだ寒い3月に開催されることが多いです。
そのため、防寒対策が必要です。
草履を履く時は、床の冷えがそのまま足に伝わり、寒さを感じやすいです。
足裏にカイロを貼ったり、靴下を二重に履いたりなどの対策がおすすめです。
また、袴のしたに下着を重ね着するのも良いでしょう。
*袴の着付けにかかる時間を逆算して予定を立てる
卒業式で袴を着る時には、着付けにはかなりの時間がかかることが予想されます。
また、ヘアセットしてもらう場合は、さらに追加で時間が必要です。
卒業式の時間に間に合うように、逆算して予定を立てましょう。
袴は歩きにくいので、移動時間を考慮するとさらに良いです。
*脱ぎ履きしやすい靴を選ぶ
袴は普段の服装とは違い、歩きにくく、転倒しやすい服装です。
そのため、脱ぎ履きしやすく、歩きやすい靴を選びましょう。
サイドにジッパーがついているブーツがおすすめです。
靴紐が解けないように十分にきつく結んであげましょう。
□まとめ
今回は、袴を着崩さないようにトイレに行く方法と、小学校の卒業式で袴を着る注意点を紹介しました。
卒業式では、最後まで着崩れせずに綺麗な状態でお子様にはいて欲しいですよね。
ここで紹介した方法をぜひ参考にして、お子様の卒業式を良いものにしてください。