小学生のお子様をお持ちの方で、「自分で着付けできるのか」と疑問をお持ちの方は多いでしょう。
結論から申し上げますと、ご自身だけの着付けも可能です。
この記事では袴を着用する際に必要になるアイテムと、着崩れをなくすポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□袴を着用する際に必要になるアイテムとは?
*下着類
まずは、長襦袢(ながじゅばん)が必要です。
これは着物と同じ丈の、着物の下に着る長い衣服です。
女性用には、派手な色調や柄のものが用意されています。
袴を着る際には、これが必要不可欠です。
また、防寒インナーも場合によっては必要です。
卒業式の時期はまだ肌寒いですよね。
卒業式会場は底冷えしやすいので、防寒インナーを用意しておくと安心です。
*着付けに必要な小物
まずは、腰紐が必要です。
これは着物の着付けをする際に腰を締めるのに使う小物です。
着崩れを防止するための必須アイテムなので、忘れないようにしましょう。
そして伊達締めも重要です。
これは着物や長襦袢の襟合わせを押さえるための紐です。
□自分で着付けした場合の着崩れをなくすポイントをご紹介!
着崩れをなくすためには、「腰回りの補正をすること」「帯をしっかり締めること」「着付けの練習をすること」の3つのポイントを押さえるようにしましょう。
まずは、腰回りの補正をすることです。
ウエストが細く帯がずれ落ちてしまう方、着物に慣れていないため長時間の和装が苦しいと感じる方は補正が必要です。
その際にはタオル2枚を使用すると良いです。
これをすると、ずれ落ちを防止できたり、紐を締める際のクッションがわりになったりします。
次は、帯をしっかり締めることです。
袴の前紐を帯に引っ掛けて着付けをするため、帯がずれてしまうと袴もずれてしまいます。
そのため、帯はしっかりときつめに締めることが大切です。
苦しく感じてしまうのではないかと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、補正用のタオルを間に挟んでいればそこまで苦しく感じないはずです。
最後は、着付けの練習をすることです。
着付けに慣れていないと、どうしても着崩れを起こす可能性が高くなります。
何度か練習して本番のために慣れておきましょう。
□まとめ
袴を着る際に必要なアイテムと、着崩れをなくすためのポイントをご紹介しました。
最高の思い出の日にするためには、当日に着崩れを起こさないことが大切です。
今回の記事を参考に、ぜひ思い出の残る日にしてくださいね。