卒業式シーズンになると、ニュースやSNSなどで小学生の卒業式を特集しているのを目にすることがあります。
出席しているお子様の中には、袴で参加していらっしゃる方も見受けられますよね。
それを見て、卒業式に袴で出席することに憧れているお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生のお子様が袴で出席することになったら知っておいていただきたい注意点についてご紹介します。
□着付けは誰がする?
着付けは親御様がしてくださるという方もいらっしゃいますが、基本的には着付けのプロにお願いすることをおすすめします。
小学生のお子様は小柄で大人の着付けとは感覚が異なるので、着付けの経験が豊富な方でも難易度が高いと言われています。
またお子様にとっては着付けられた経験もあまりない方が多く、適切な締め具合も分かりづらいのが普通です。
そのため、ある程度経験を積んでお子様の感覚が分かる方に着付けてもらうことで、帯の締めすぎを防いで疲れにくい着付けができるのです。
一昔前まではあまりないことでしたが、最近では小学生のお子様でも卒業式に袴を着るのが主流になってきています。
それに伴い、小学生のお子様に特化した着付けのプロもたくさん出てきました。
ぜひ一度プロの着付けを視野に入れてご検討ください。
□卒業式で袴を着る時の注意点
上記でも少し触れましたが、ほとんどのお子様は袴を着慣れていません。
そのため、卒業式で袴を着ると決まったら注意すべきことがあります。
*レンタルするなら早めに決める
小学生のお子様はお体が小さく何年も使えるわけではないので、購入よりはレンタルを選ぶ方が多くいらっしゃいます。
そのためレンタルとなると、人気の柄から順番に予約が埋まってしまいます。
色や柄にこだわりがある場合は、卒業式の年の夏ごろまでに一度見に来ていただくのがおすすめです。
*防寒対策を考える
卒業式シーズンの3月は、まだかなり冷える日もあります。
袴の中に着れるヒートテックやハイソックスを準備しておきましょう。
ただしヒートテックは袴の袖から見えると恥ずかしいので、七分丈のものを選びましょう。
*トイレの練習をしておく
特にレンタルの袴はある程度綺麗な状態で返却しなければならないので、汚れには気を遣わなければいけません。
しかし袴でトイレに行くのは、慣れていないとかなり大変な作業です。
卒業式本番までに、トイレに行く練習を親御様と一緒にしておいてください。
□まとめ
袴で学校行事に参加するのはとても素敵ですが、一方でとても大変なことでもあります。
不慣れな着物に集中力を使うことで、お子様も想像以上にお疲れになると思います。
本記事で紹介した注意事項を意識しながら、お子様と一緒にできる限り事前に準備しておきましょう。
小学生の卒業袴でご不明点や気になることがございましたら、お気軽にMaiまでお問い合わせください。