「袴のサイズが短い」
「最適な袴のサイズがわからない」
小学生のお子様をお持ちで、袴の丈に関して悩んでいる方は多いでしょう。
この記事では、丈の測定方法と丈が短い時の対処法をご紹介します。
□自分にあったサイズを測るには?
ここでは袴のサイズの測り方をご紹介します。
お気に入りのデザインの袴を選んでもらったら、次はお子様の袴サイズを測定します。
袴サイズは「袴紐下丈(はかまひもしたたけ)」を測定すると分かります。
これはその名の通り、袴紐より下の丈のことで、アンダーバストから5センチメートル下のラインからくるぶしの位置までです。
アンダーバストから5センチメートル下の位置から真下に垂直に測りますので、測定する際は前屈みにならないようにしましょう。
また、草履やブーツを選ぶ場合は、足首のくるぶしの高さまで測ります。
靴を履いた時に、袴の裾から素足を見せないようにするためです。
しかし、どれくらいが目安なのかわからない方も多いはずです。
ブーツスタイルの場合は、草履の場合の丈から約5センチメートル短くした長さが理想的だと言われています。
□丈が短い時はどうすれば良い?
購入やレンタルした袴の丈が短い時はどうすれば良いのでしょうか。
おすすめなのは「ブーツや草履で調節する」「着付けで調節する」「縫い上げる」の3つです。
もし着用した袴の丈が短ければ、ブーツや草履を選ぶと良いでしょう。
その上で、着付けでは帯を少し下げ気味で着付けます。
具体的には、帯を締める前に袴を当てて長さを調節して、袴の上線からどの程度帯を出すのかを決めていきます。
帯を下げることによって、多少丈が短くても、問題なく着付けができるのです。
着用する方によっても変わってきますが、帯位置で3センチメートル、ブーツで4から6センチメートルでトータル7から9センチメートルほどは丈を伸ばせるでしょう。
もし着用した袴の丈が長ければ、着付けで調節したり、縫い上げたりすると良いでしょう。
また、小学生の方は特に問題ないかもしれませんが、バストとアンダーバストで高さが異なる場合は、可能な限り平らにするようにしましょう。
バストとアンダーバストに差がありすぎると、帯を閉めても下がってきやすくなります。
□まとめ
どのようにして袴サイズが測定されるのか、知っていただけたでしょうか。
測定方法を知っていると、自分にあったサイズが見つかりやすくなります。
また、丈が短い時の対処法もご紹介したので、ぜひ参考にしてくださいね。