近年、小学生の卒業式に袴スタイルを選ぶ方が増えてきています。
小学生だからこそ、袴を選ぶ際に注意すべき点などもあります。
今回は、袴選びの注意すべき点とポイントを紹介します。
□育ち盛りの小学生の袴選びには注意が必要
小学生は成長期でこれから身長も伸びるので、袴はレンタルのケースがほとんどです。
着物は身長に合わせて裾上げで長さを調整することが可能ですが、袴は着物と比べて丈を調節するのが難しくなっています。
卒業時期に急に身長が伸びることは小学生だとよくあることです。
そのため、あまり早い時期に決めて予約してしまうと、卒業式までに丈が短くなってしまう可能性があります。
また、袴に合わせる履物によって、草履の場合には裾を長めに、ブーツの場合には裾を短めにすることが、美しく見えるポイントです。
合わせる履物とお子様の成長ぶりを踏まえて袴の予約をするようにしましょう。
併せて、予約後のサイズの変更が可能かどうかも確かめておくと安心です。
□袴の選び方のポイント
袴選びのポイント1つ目は、同系色でまとめることです。
赤と紫、薄紫と紫、水色と紺などの同系色でまとめることで、すっきりと落ち着いた印象になります。
薄い色の着物と濃い色の袴を合わせることによって、スタイルを良く見せることも可能です。
ポイント2つ目は、補色の対比でまとめることです。
補色とは12色のカラーパレットの反対側の色で、互いの色を引き立て合う効果があります。
黄色と紫、オレンジと青緑、緑と赤紫などの組み合わせにすることで、メリハリのある印象になります。
ポイント3つ目は、色のトーンを合わせることです。
濃さと明るさが似た色を組み合わせることを、トーンを合わせると言います。
トーンが同じ色の中から選ぶと、色が別々でも違和感がありません。
トーンにはそれぞれイメージがあり、淡いトーンだと可愛らしさや若々しさを示し、ダークトーンだと大人っぽさを示します。
着物と袴を組み合わせる時には、トーンを合わせることでイメージを表現するのも良いでしょう。
ポイント4つ目は、柄の組み合わせです。
日本で古くから使われている桜などの伝統的な柄は、どの袴と組み合わせても清楚にまとまります。
一方で、西洋花やハートなど現代的な柄だと華やかで個性的にまとまります。
□まとめ
今回は、育ち盛りの小学生の袴選びの注意点とポイントを紹介しました。
袴を選ぶ上では多く悩む点があるでしょう。
Maiでは着物と袴のセットのレンタルプランも用意しておりますので、ぜひお気軽にMaiまでご相談ください。