卒業式は、お子様にとってかけがえのない思い出となる大切な日です。
しかし、華やかな袴姿は、着慣れない分、トラブルも起こりやすいものです。
当日は、お子様だけでなく、保護者の方も安心して式典に臨めるよう、万全の準備が必要です。
小学生の袴卒業式準備
当日の持ち物チェックリスト
当日は、着替えやヘアアクセサリーだけでなく、急なトラブルに備えたアイテムも忘れず持ち運びましょう。
チェックリストを作成し、前日に確認することをおすすめします。
具体的には、予備の髪飾り、ハンカチ、ティッシュ、替えの下着、安全ピン、小さなはさみ、替えの靴下、カイロなどが挙げられます。
お子様の体質や好みに合わせて、必要なものを追加しましょう。
前日までに済ませておくこと
当日の慌てを防ぐため、前日までに準備できることは済ませておきましょう。
袴の着付けの練習、持ち物の最終確認、当日の行動スケジュール確認などが挙げられます。
特に着付けは、事前に練習しておくと、当日のスムーズな準備につながります。
レンタルの場合は、着付けに関する説明をよく読んでおきましょう。
着付けの事前確認
レンタルの場合は、着付けに関する説明をよく読み、不明な点は事前に業者に確認しましょう。
着付けの予約時間や場所、持ち物についても確認しておきましょう。
自宅で着付けをする場合も、手順を事前に確認し、練習しておくと安心です。
帯の締め付け具合なども、お子様にとって苦しくないか確認することが大切です。
袴の着崩れとトイレの注意点
1:着崩れ防止の動作指導
袴は、普段着とは異なるため、動作に注意が必要です。
階段の上り下りでは、袴の裾を踏まないよう、両脇から手を入れ、裾を持ち上げて歩く練習をしましょう。
また、椅子に座る際は、袴の裾を後ろに回し、帯を崩さないように注意が必要です。
着崩れしやすい動作を事前に練習することで、当日のトラブルを減らすことができます。
2:トイレでの袴の扱い方
袴はスカートのような構造なので、トイレで脱ぐ必要はありません。
しかし、袖や裾が汚れないよう注意が必要です。
和式トイレの場合は、袖を帯と袴の間に挟み込み、裾をたくし上げて使用しましょう。
洋式トイレでも、裾を汚さないように注意が必要です。
使用後は、元通りに整え、乱れがないか確認しましょう。
3:汚れを防ぐ対策
汚れを防ぐために、袴の下に汚れ防止用のカバーや、汚れてもいい下着を着用させることを検討しましょう。
また、袖口や裾に汚れ防止スプレーを使用するのも有効です。
持ち物に汚れ落としシートを入れておくと、万が一汚れてしまった場合でも安心です。
まとめ
小学生の袴姿は、卒業式を華やかに彩る一方で、着崩れやトイレでのトラブルなど、様々な心配事がつきものです。
しかし、事前の準備と練習、そして当日の注意点を理解することで、これらのトラブルを未然に防ぐことが可能です。
今回は、紹介したチェックリストや動作指導を参考に、お子様と安心して卒業式を迎えられるよう、万全の準備をしましょう。
素敵な卒業式となるよう願っています。
