小学校の卒業式、お子様の晴れ姿は一生の思い出です。
特に近年人気が高まっている袴姿は、可愛らしさと凛とした雰囲気を兼ね備え、特別な一日を彩ります。
しかし、袴の着付けや当日の準備には、初めての方にとっては戸惑う点も多いのではないでしょうか。
スムーズな一日を迎え、素敵な思い出を作るためにも、事前の準備と当日の流れをしっかり把握しておくことが大切です。
今回は、小学校卒業式当日の袴に関する準備から、トラブル対処法までを分かりやすくご紹介します。
小学校卒業式当日の袴レンタル
1:サイズ選びと注意点
袴のレンタルは、お子様の成長を考慮して、卒業式の数ヶ月前に予約するのがおすすめです。
身長だけでなく、体型も確認し、お店で試着することをお勧めします。
サイズが合わない場合は、レンタル店に相談し、調整の可否を確認しましょう。
特に袴は丈の調整が難しいので、注意が必要です。
身長が145cm以下の場合は小さめサイズ、150cm以上の場合は通常サイズを検討しましょう。
145～150cmの場合は、体型に合わせてサイズを選びましょう。
レンタル時期が早すぎると、サイズが合わなくなる可能性もあります。
2:着付け場所の選定
袴の着付けは、美容院や着付け専門店、レンタル店などで行うことができます。
美容院では着物の着付けに慣れていない場合もあるので、専門の着付け師がいるかを確認しましょう。
着付けにかかる時間や、当日の混雑状況も考慮して予約しましょう。
自宅で着付けを行う場合は、事前に練習を行い、スムーズに着付けられるようにしておきましょう。
3:学校への確認事項
小学校によっては、袴の着用を許可していない場合があります。
また、先生への贈り物など、学校によって異なるルールがある場合もあります。
事前に学校に確認し、必要な手続きを行っておきましょう。
4:当日の時間スケジュール
起床時間、着付け開始時間、ヘアセット開始時間、学校への出発時間、卒業式開始時間、卒業式終了時間、写真撮影時間、着替え時間、帰宅時間などを考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
着付けやヘアセットに時間がかかることを考慮して、早めの行動を心がけましょう。
5:トラブル対処法
着崩れや汚れなどのトラブルに備え、応急処置の方法を事前に知っておきましょう。
着物の汚れはこすらず、優しく拭き取ることが大切です。
また、着崩れしやすい箇所を把握し、こまめなチェックを心がけましょう。
緊急連絡先をリスト化し、必要な時にすぐ連絡できるように準備しておきましょう。
小学生の袴卒業式当日準備
1:スムーズな一日の準備
前日に持ち物チェックリストを作成し、必要なものを準備しておきましょう。
当日の朝は慌てず、余裕を持って行動することで、心にも余裕が生まれます。
お子様にも、当日の流れを事前に説明し、理解させましょう。
2:持ち物チェックリスト
・ハンカチ
・ティッシュ
・筆記用具
・ばんそうこう
・使い捨てカイロ
・学校指定の持ち物
お子さまには以上の持ち物を持たせましょう。
・上履き
・手鏡
・くし
・ヘアピン
・筆記用具
・ハンカチ
・ティッシュ
・スマートフォン
・カメラ
・ビデオカメラ
・サブバッグ
・風呂敷
・現金
・学校指定の持ち物など
保護者の方は以上の持ち物を持っておくと良いでしょう。
3:当日の流れと時間配分
起床、朝食、着付け、ヘアセット、出発、卒業式、写真撮影、謝恩会（ある場合）、帰宅など、各工程にかかる時間を考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
交通状況なども考慮に入れ、時間に余裕を持って行動しましょう。
4:ヘアセットとメイク
ヘアスタイルは、袴姿に合うように、事前に美容院で相談するのも良いでしょう。
メイクは、普段より少し落ち着いたトーンで、上品な印象に仕上げましょう。
お子様の希望も聞き入れ、一緒にヘアスタイルやメイクを決めるのも良い思い出になります。
5:緊急時の連絡先
学校、レンタル店、美容院、親戚、友人など、緊急時に連絡できる連絡先をリスト化し、携帯電話などに保存しておきましょう。
まとめ
小学校卒業式当日の袴姿は、お子様にとって、そしてご家族にとっても一生の思い出となる大切なイベントです。
今回ご紹介した準備や当日の流れ、トラブル対処法などを参考に、お子様の袴姿の準備を進めていきましょう。
前もって準備を万全にすることで、当日は安心して、お子様の晴れ姿を存分に楽しむことができます。
素敵な卒業式になりますよう心から願っています。
