小学生の袴と上着の選び方!コートでも良い?

大切な娘さんの卒業式。
晴れやかな袴姿に、どんな上着を合わせたらいいのか迷っていませんか?
春の卒業式は、まだ肌寒い日も多く、防寒対策も大切なポイントです。

そこで今回は、小学生の卒業式に最適な袴と上着の選び方をご紹介します。
予算や購入場所についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

小学生の卒業式での袴選び

袴の種類と選び方

卒業式の袴は、大きく分けて「二尺袖」と「長着」の2種類があります。
二尺袖は、丈が膝下あたりまでの短い袴で、小学生にはこちらが一般的です。
着やすさと動きやすさを考慮すると、二尺袖がおすすめです。
デザインは、古典柄からモダンな柄まで様々。
お子さんの好みや卒業式全体の雰囲気に合わせて選びましょう。

生地の素材も重要です。
ポリエステル素材はシワになりにくく、お手入れが簡単なので、初めて袴を着るお子さんには最適です。
また、袴の色味も、着物とのバランスを考えて選びましょう。
着物と袴の色が調和することで、より洗練された印象になります。

袴のサイズと着付け

袴のサイズは、お子さんの身長に合わせて選びましょう。
小さすぎると動きにくく、大きすぎると着崩れしやすいため、レンタル店で試着することを強くおすすめします。
着付けについては、事前に練習しておくと当日の慌てを防げます。

レンタル店によっては着付けサービスを提供しているところもありますので、利用を検討するのも良いでしょう。
また、着付け教室に通うのも良い方法です。
事前に着付けの練習をすることで、当日はスムーズに着付けを終え、卒業式を心から楽しむことができます。

袴の予算と購入場所

袴の予算は、レンタルか購入かによって大きく異なります。
レンタルの場合、数千円から数万円まで幅がありますが、購入する場合は数万円から十数万円と高額になります。
購入する場合は、長く使えるものを選び、卒業後も着られる機会があるかなどを検討しましょう。
購入場所としては、着物専門店やデパート、インターネット通販などがあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自分に合った購入方法を選びましょう。
レンタルの場合は、レンタル期間や返却方法などを事前に確認しておきましょう。

卒業式の上着選びと防寒対策!コートでも良い?

上着の種類と素材選び

卒業式に最適な上着は、羽織、道行、ショールなどがあります。
羽織は袴に最も合うとされ、フォーマルな場にも適しています。
道行は防寒性が高く、雨の日にも対応できます。
ショールは手軽に羽織ることができ、華やかさをプラスしたい場合に最適です。

素材は、ウールやポリエステルなど、暖かく着心地の良いものを選びましょう。
撥水加工が施された素材であれば、雨や雪の心配も軽減できます。
普通のコートは着崩れてしまう恐れがあるため、なるべく避けましょう。

上着のデザインとサイズ

デザインは、袴の色や柄とのバランスを考えて選びましょう。
無地は、どんな袴にも合わせやすく、上品な印象を与えます。
柄物を選ぶ場合は、袴の柄と喧嘩しないよう、色や柄のトーンを合わせるのがポイントです。
サイズは、袴の上から羽織っても動きやすいものを選びましょう。
袖丈が長すぎると着崩れの原因になる場合もありますので、注意が必要です。
着心地を重視し、お子さんが動きやすいサイズを選ぶことが大切です。

防寒対策とマナー

3月の卒業式は、まだまだ寒い日があります。
上着だけでなく、肌着や足元にも気を配り、万全の防寒対策をしましょう。
重ね着をすることで、体温を逃しにくく、快適に過ごせます。

また、会場内では上着を脱ぐのがマナーです。
脱いだ上着は、専用の袋に入れて持ち運びましょう。
防寒対策とマナーを両立させ、お子さんが心地よく卒業式に参加できるよう配慮しましょう。

まとめ

小学生の卒業式は、お子さんにとって、そして親御さんにとっても大切な思い出となる日です。
袴と上着選びは、卒業式を成功させるための重要な要素です。
この記事で紹介したポイントを参考に、お子さんにぴったりの袴と上着を選んで、素敵な卒業式を迎えましょう。
お子さんの好みや、当日の天候、そして予算などを考慮して、最適な組み合わせを見つけることが大切です。