お子様の成長は早く、その節目となる卒業式や入学式は親にとっても特別な日です。
そんな大切な日に着る袴がお子様の体に合っているかどうかが重要です。
今回は、袴の補正の知識から、具体的な手順や注意点までを解説します。
□小学生の袴補正にはタオルがおすすめ
袴の補正にはタオルを使うのがおすすめです。
袴は身体の凹凸を極力出さないように設計されています。
そのためには、タオルを巻き付けて、身体の凹凸が出ないようにする補正が必要です。
補正に使用するタオルの枚数は4〜5枚が目安です。
そして、そのタオルは薄手のフェイスタオルがおすすめです。
分厚いスポーツタオルではなく、温泉旅館にあるような薄いタオルが良いでしょう。
また、この補正は主に長襦袢を着る前の腰回りに行います。
タオルを腰に巻き付け、腰ひもでしっかりと固定するのが基本です。
この補正作業は、子供が着崩れすることなく、一日を過ごせるようにするためには大切なことです。
袴を着た際に、上半身がきれいに真っ直ぐ見えるように補正して上げることで、全体的にスッキリした印象を与えられます。
お子様に一番似合うような袴を着せて上げるためにも、このような補正をしてあげましょう。
□小学生の袴はどこを補正するべき?
*デコルテ周辺の補正
小学生の場合、デコルテ周辺の補正は必ずしも必要ではありませんが、体型によっては必要となる場合もあります。
華奢な体形や、胸との差が大きい場合は、襟元がうまく決まらない可能性があります。
その際には、タオルを使って補正するのがおすすめです。
*腰回りの補正
小学生の腰回りは大人に比べて一般的に細いため、適切な補正が必要です。
袴の腰回りが合っていないと、すぐに着崩れしてしまいます。
タオル一枚では不十分な場合も多いため、複数枚のタオルを用意しましょう。
また、補正の方法は一様ではありません。
試してみて、一番やりやすい方法、一番着崩れしにくそうな方法を選ぶことが大切です。
特に、子供の場合は体形によって補正の方法が大きく変わる可能性がありますので、さまざまな方法を試してみることが重要です。
□まとめ
今回は、小学生の袴補正に必要なものや補正すべき場所について解説しました。
ご紹介した情報を参考に、子供の大切な節目である卒業式や入学式を、より一層特別なものにしてください。
親子の思い出作りに、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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