お子様の小学校の卒業式に袴を着ることが決まったのは良いものの、履物に何を用意すべきか分からないというお悩みをよく耳にします。
一般的には草履のイメージがありますが、よくサンプル写真でブーツを履いているお子様を見かけますよね。
実際ブーツで合わせてもいいのでしょうか。
今回は、袴にブーツを合わせてもいいのか、似合うブーツの選び方も併せてご紹介します。
ぜひお子様の履物の参考にしてみてください。
□小学生の袴にブーツはあり?
結論から申し上げますと、もちろん「あり」です。
正装なら草履がふさわしいと思う方もいるかもしれませんが、ブーツにはブーツの良さがあります。
まず、草履に比べてとにかく歩きやすいのがブーツの特徴です。
履きなれない草履は、小学生のお子様にとってかなり不便に感じることがあります。
式の途中で足を痛めたり転んだりしてしまっては、晴れ舞台が台無しです。
ブーツならその心配がありません。
また、身長を調節しやすいのもブーツのメリットです。
袴の丈が多少合っていなくても、厚底のブーツを履くことでうまく調節できます。
お子様が動きやすいのは大切なポイントなので、ブーツももちろん選択肢としてありなのです。
しかし、ブーツを選ぶ際にもポイントがあります。
□ブーツの選び方はヒールの高さが重要
ブーツ選びの際には、合うブーツと合わないブーツがあることを知っておきましょう。
*ブーツの色とヒールの高さ
ブーツの色は黒か明るすぎない茶色が無難です。
主張が強すぎず袴の色に合った色のブーツを選びます。
ヒールの高さも高すぎると小学生には負担になる場合もあるので、お子様と相談しながら決めましょう。
高さ5㎝以上のヒールは負担に感じるお子様が多いので、ぜひ目安にしてみてください。
*避けるべきブーツ
きちんとした式ですから、あまりカジュアルすぎるものは避けましょう。
以下はあまり袴に合わせるには向かないブーツです。
・靴底が厚底で極端にギザギザしている
・金具がたくさんついている
・起毛タイプやファーが全面に貼られている
・くしゅくしゅしたルーズタイプ
足首はちょうど袴や着物の裾がある場所なので、金具が多いブーツでは着物を傷つける恐れもあります。
また、袴の丈が短い場合はショートすぎるブーツも避けることをおすすめします。
足首が見えていると、あまり見栄えが良くないからです。
□まとめ
袴にブーツを合わせるのは、選択肢として問題ありません。
むしろお子様の中には、ブーツの方が歩きやすかったり丈感がちょうどよかったりします。
ただし極端にカジュアルすぎる、または装飾が多すぎる種類のブーツは袴にはアンマッチです。
お子様の袴に合わせて、正装に相応しいブーツを探してみてください。
小学生のお子様の卒業袴をお探しの方は、お気軽にMaiまでお問い合わせください。